会員限定セミナーを開催しました

会員限定セミナー

IAKS Japan

2020年11月18日に「WHO『GAPPA(Global Action Plan on Physical Activity)身体活動に関する世界行動計画2018-2030』とSDGs」をテーマに小倉乙春先生(神奈川大学)を講師としてお迎えして会員限定のセミナーを開催しました。

WHOが2018年に提唱したGAPPA(Global Action Plan on Physical Activity)身体活動に関する世界行動計画2018-2030と国連が2016年に採択したSDGsのそれぞれの概要、背景や具体的な国内外の事例をご紹介いただきました。

スポーツと医療との連携ではイギリスの事例で医師が”かかりつけ医推薦フィットネスインストラクター”やサイクリングクラブを紹介することで、運動レベルを上げて薬の量を減らす取り組み、その際に医療費がどれだけ下げられるかという試算などを共有いただきました。

健康は多くの分野で重要であることが分かっていても、その直接的・間接的な効果や理解が難しい場合が多く見受けられますが、SDGsの指標を用いることで社会経済的な効果まで可視化でき、より多くの人のスポーツに対する理解が深まり、スポーツの価値自体も高めることが期待できると感じました。

ご講演いただいた小倉先生、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

(文責:長村)